家の話

住宅着工戸数が減少していく理由とは?

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住宅建設をスタートさせることを「住宅着工」と呼んでいますが、この住宅着工数が100万戸ですと言われてもあまり馴染みのない方が多いのではないでしょうか?でも、過去をさかのぼって比較してみると近年の住宅着工戸数は減少傾向にあるようです。住宅着工数が100万戸を切ってしまう理由にはどんな背景があるのでしょうか?

 

住宅着工戸数って何?

日本の総人口はおよそ1億2千万人強と言われていますが、そのうち全国の世帯数は約半分の52,000万世帯です。ですから年間で約100万戸の住宅着工戸数というのは、全国世帯の約2%が新築住宅に入居するということを示しています。

 

1980、1990年代の全国住宅着工戸数を調査してみると、年間で120~170万戸の推移が見られました。しかし、2000年代に入ると少しづつ住宅着工戸数水準が減少していきます。急激な景気悪化やリーマンショックを経て2009年には年間80万戸にまで縮小してしまいました。

 

アベノミクス開始以降、景気は回復してきたものの住宅着工戸数に関しては以前とは程遠い水準となっています。今後、年間100万戸以上に回復するには非常に困難でしょう。

 

三重県の住宅着工戸数は?

2017年6月に報告された建築着工統計調査によると、三重県の住宅着工戸数状況は、6月の段階で昨年の同月よりも17.6%低く、943戸という結果が報告されています。利用関係別に分けてみると、持家514戸、貸家354戸、分譲住宅74戸、給与住宅1戸といずれも減少していることがわかっています。また、全国統計は、持家26,037戸、貸家35,967戸、分譲住宅24,976戸、給与住宅476戸で全体戸数は87,456戸でした。

 

住宅着工戸数が伸びない原因

住宅着工戸数が低水準に留まっている原因は一体何なのでしょうか?まず、リーマンショック後に景気が悪化し、その後大きな回復を成していないことが大きな理由だと考えられています。株価上昇は獲得したものの、日常生活において何も実感できていないという状況がいまだ続いています。

 

また、人口が減少してきているという長期的な問題もあげられるでしょう。しかし、人口が減ってきているのに対し意外にも世帯数は年々増加しているという現象が起きているのをご存知でしょうか?これは30代・40代で結婚しない独身者や、配偶者を失くした高齢者が増加してきていることが影響しているようです。

 

今後、高齢化社会によって独り暮らし世帯が増えていくと予想されますが、独り暮らしの世帯が新築住宅を取得することは難しいため、住宅着工戸数の増加にはつながらないと言えるでしょう。

 

以上のことから総合的にみると、住宅着工戸数は年々減ってきていますが、その中で貸屋の着工戸数が増加しつつあるようです。税制改正によって賃貸住宅を検討する人が増え、アパートローンの低金利がそれを後押しする形になっているのでしょう。今後は貸屋着工増加の背景が見受けられそうです。

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