家の話

三重県で二世帯住宅を建てるなら、地元工務店と大手メーカーどちらがお勧め?

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三重県で二世帯住宅を建てるなら、地元工務店と大手メーカーどちらがお勧め?

 

三重県は、住んでいるとあまり実感はないのですが、紀伊半島東部を占めています。鷲が羽を広げた形といわれることがあります。南北に長く東西に狭い土地で、平野部も海沿いに南北に広がっている土地です。多様な気候特性を持っていて、日本で一番雨が多い尾鷲も三重県だったりします。(とはいっても、尾鷲で家づくりをした事はないですけれど)

 

天気予報では、東海地方として出ることもありますが、大阪に行くと近畿地方としてもでることがあります。自然にも恵まれ、名古屋や大阪には出かけやすく生活しやすい土地として、二世帯住宅にもってこいといえるのではないでしょうか。

 

また、太平洋側では持ち家率が日本で1番になっていますので、友達がどんどん家を建てていて焦っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。その時に考えるのにも、二世代住宅というのはいいのではないでしょうか。

 

■二世帯住宅を建てる時に気をつけたいこと

 

家づくりには、大きく2つの費用がかかります。それは、建物と土地です。そして、新築一戸建てが欲しいとなると建物は絶対に必要な費用ですが、土地に関しては持っていれば新たにお金をかける必要がないので、住宅ローンを組むときなどにとても有利です。

 

ご両親の家があって、土地が充分な面積がある場合は、新たに土地を購入する必要がない分建物に予算がかけられます。建物に予算がかけられれば、諦めていたご主人の書斎や、太陽光パネル、太陽熱パネル、屋内ガレージなど予算の関係で諦めてしまったものも作れる場合もでてきます。

 

建物だけでは無く、しっかりとした庭を造ったり外構に凝ることも可能になりますので、二世帯住宅を検討できる方は、検討してみても良いでしょう。

 

ただし、その場合には重要な条件が一つあります。それが、これらかお伝えするご家族全体の同意です。

 

二世帯住宅に関していえば、様々なパターンがあります。家を建てる主体であるご主人、奥様のご両親と建てる場合はほとんどだと思います。以前は二世帯住宅といえば、ご夫婦とご主人のご両親のための家が多かったと思いますが、最近は、ご夫婦と奥様のご両親との二世帯住宅が増えています。いずれに場合にも、まずこの手順が必要になります。

 

手順に沿わないで、ご主人、奥様が一方的に進めると離婚という最悪の結果が待っています。必ずメンタルの部分、全ての親族が納得するということを重点に考えていって欲しいと思います。

 

STEP1 ご夫婦で話し合う

 

まずは、ご夫婦でしっかり話し合う必要があります。ここでは、あと30年、40年先までの家についての話し合いですので、安易な妥協をしないでください。奥様がお舅さんとお姑さんと折り合いが悪いのに、お金だけのために妥協すると一生後悔することになります。ですので、まずご夫婦での話し合いはしっかりとして、お金と気遣いのバランスで、充分にメリットがある場合のみ話を進めるようにしてください。

 

STEP2 ご両親とご夫婦で話し合う

 

次に、その話を一緒に家づくりをする方としっかり話しをする様にしてください。何度も話しをする必要はありませんが、2つのポイントでしっかり結論を出して、紙に書いておく事が重要です。なにも契約書にする必要はありませんが、何を決めたのか紙に書いておかないと、あとでご両親がさらに高齢になった時や、お子さんが大きくなった時など家族の構成に変化があったときに、考えが変わる場合もあるからです。

 

1つ目は、お金です。誰がローンを組んで誰が建物のお金を払うのか決めておいてください。お金を出す人が基本決定権を持つというのが基本になります。もちろん、お金さえ出せばなんでも言うことを聞くというものではありません、ローンを組んでお金を支払う人が主導権を握るべきだと思います。

 

2つ目は、どの程度の生活を共にするのか?を中心に話をして戴きたいと思います。つまり、入口は1つか2つか?食事はどれだけ一緒にとるのか?料理を作るのは1カ所か2カ所か?夕食と朝食は同じ場所でとるのか、夕食だけか?週末だけか?それらの生活をしっかり話し合うといいと思います。

 

食事以外にも、お風呂、リビングなどどれ程共有するのか?たまに遊びに来るというはなしではなく、これから数十年同居するわけですから、その点はしっかり話しをして戴きたいと思います。そして、できれば紙に書いておくという事ができれば最高です。

 

これらの打合せは住宅会社が入ってからでも構いませんが、できれば住宅会社抜きでご家族だけで1回で良いですから話をしておくとあとの生活が、こんなはずじゃなかったという思いが少ないのではないかなと思います。

 

STEP3 家族の承認を得る

 

最後に、それらの話し合いを踏まえて、ご家族全体の承認を得てほしいのです。ご夫婦にはご主人のご両親と奥様のご両親がいらっしゃいます。さらに、ご夫婦それぞれのご兄弟がいらっしゃいます。

 

家づくりというのは、これからお付き合いする親戚全体も多かれ少なかれ景況を及ぼします。また、家づくりには資金の移動が伴いますので、思いもよらない嫉妬ややっかみの元になります。

 

ですので、ご両親、ご兄弟には一通りお金の流れとプランの話をして、祝福してらもらえるような家づくりを進めていくというのが王道だと思います。

 

家づくりはとっても楽しいことです。それも人世で何度も起こることではありません。ですので、いつまでも心に残る家づくりをして欲しいと心から思っております。そのためには、家づくりに関わる全ての人のハッピーが一番大切です。二世帯住宅は家づくりに関わる方が普通の家づくりよりも多くなりますので、皆さんの気持ちをなるべく大切にしていっていただければ、無用な軋轢が避けられるのではないでしょうか。

 

■二世帯住宅を建てられる会社は?

 

家を建てる業者として代表的なものが、地元密着の工務店と日本全国展開を行っている大手ハウスメーカになります。これ以外にも、地元の大工さんが建てる家づくりや建売住宅や中古住宅があります。結論を先にお伝えすると、二世代住宅を建てるのであれば、地元工務店か大手ハウスメーカのどちらかしかないと考えています。

 

どうしてかといえば、この2つの選択肢以外は、そもそも二世帯住宅を建てていなかったり完全注文住宅を建てていないので選定外になります。

 

これがわかりにくいかもしれませんが、二世帯住宅の場合は、参加メンバーも多くなれば、要望も非常に多くなります。二つの家族が関わる事ですので、好みもかなり違えば、あとから詳しく書いていきますが、スタイルも様々です。

 

ですので、規格住宅といって間取りが自由に決められなかったり、建売住宅のように完全にできあがっている家づくりは二世帯住宅にはマッチしません。また、大工さんの場合は、二世帯住宅の経験が少ない場合が多いので、経験があるかどうかをしっかり確認の上、進めるようにしてください。

 

この他に、設計士さんに設計監理をお願いする方法があります。設計士さんの場合は、経験豊富な方は非常に上手なプランニングをされる場合がありますが、そもそも設計料として100~300万円余計に必要になります。つまり、家以外のコストがかかるというわけです。大手ハウスメーカや工務店の場合は、多くの場合社内に設計士がいます。ですので、その設計士の家づくりに惚れ込んでいる、あるいは過去に手がけた作品を見て是非にとお願いするのでない場合はあまりお勧めできません。

 

■二世帯住宅の3つのスタイルとは?

二世帯住宅は、大きく分けて3つのスタイルが存在ます。どういうことかと言えば、親世帯と子世帯の仲の良さ、関わり合いによってスタイルがおおよそ3つに別れてしまいます。その3つのスタイル全てを建てられるのは、地元工務店と大手ハウスメーカしかない事になります。それぞれのスタイルの解説を通じて、その理由をさらに考えてみたいと思います。

 

その3つのスタイルとは、1つ目の完全分離タイプです。玄関もキッチンもお風呂など全て完全に2つ作ります。つまり、2つの建物を1つにくっつけたスタイルです。この場合は、親世帯が高齢になった場合などには、親世帯の建物を賃貸に出す事が可能です。

 

このスタイルのデメリットは、住宅の中で一番高価な、キッチン、お風呂、トイレなどの設備を全てを2つ取り付けないといけないので、非常に割高になりますが、プライバシーは完全に守る事ができます。ただし、生活音はどうしてもするので、物音一つ気になるタイプの方はそもそも二世帯住宅を作るべきではないと思います。

 

2つ目は部分分離タイプです。玄関は2つの場合も1つの場合もありますが、どちらかの世帯にはミニキッチンを作って夕食の時は家族全員揃ってとるなど一部の生活を共同度行うものです。

 

このスタイルのメリットは、価格が比較的安価に作る事で、プライバシーも一定以上確保できます。デメリットは、嫁姑など家族の人間関係に問題が発生した場合は関係の継続が困難になるという事でしょうか。

 

3つ目は、ほとんど同一世帯タイプです。これは、トイレやミニキッチンなどもほとんど作らずに、親世帯用に用意する設備は最小限にします。介護が必要な場合やご両親ではなく、どちらかが亡くなって単身の方との同居にはこのタイプの住宅を建てると良いでしょう。

 

このスタイルのメリットは、費用が最小限に抑えられることになります。デメリットは親世帯が個室に入ったとき以外は、ほとんどプライバシーが得られない事です。ただし、介護などが必要な場合は、このタイプのようにあまり世帯間に垣根がないほうが便利です。

 

このように、親世帯、子世帯、孫などの人間関係が複雑になって、各人の希望が多様にあり、何を尊重して良いのか難しく、多様な選択肢が必要になるので、経験が乏しい住宅会社にはプランニングに不安が残ります。なるべくベテランのプロにプランを作ってもらったほうが良いでしょう。

 

例え、大手ハウスメーカの場合でも、プランをするのが若い営業社員の場合は、実際の夫婦生活、親子生活を想像できないと、しっかりとしたプランができない場合があります。

 

そのため、目先の仕様やデザインに惑わされることなく、しっかりと家族の意見を取り入れてくれ、さらにプロらしい提案をしてくれる会社を選ぶことが肝心です。

 

■では、地元工務店と大手ハウスメーカのどちらがお勧めか?

 

では、この記事の結論を書いていきたいと思います。僕自身、地元密着の工務店を経営しているので割り引いて話を聞いて戴ければ幸いです。

 

まず、地元の工務店と一口でいっても様々な成り立ちがあります。当社のように父親や祖父が大工の出身者もいれば、設計士が自社施工を行って工務店をやっているケース、内装業者や水道業者など家の一部から、新築を建ている会社、さらにリフォーム中心から新築に軸足を移してきた会社、また、三交不動産さんのように不動産を扱っていた業者が新たに新築部門を設立したなどと様々な経緯があります。

 

ですので、どんな会社をひとくくりにして工務店と呼んで同じに扱うという事に関しては少し抵抗があります。

 

そして、個人的にお勧めなのは施工力がしっかりしている会社(工務店)を選ぶという事ですね。施工力というのはとても抽象的な表現ですが、住宅という建築物はかなりの部品点数があります。そして、それぞれが正しく取り付けられることによって正常に機能します。さらに、正しく取り付けられることによって長持ちすることになります。つまり、建物の寿命と性能に直接影響があるのが施工力という事になる訳です。

 

施工力を見極めるためには職人の態度、仕事ぶり、実際の仕上がりを見るのが一番です。ですので、構造をみせる見学会は格好な施工力チェックの場所です。どうしてかといえば、仕上がりの状態だと少々甘い施工力はお化粧で隠せてしまいます。構造(つまり骨組み状態)の家をみせてくれる会社は、まずは合格かなと思います。

 

さらに、実際にそんな構造見学会などに行って、いくつかの現場を見比べる。片付けが行き届いているか確認する。また、木材と木材などのすき間などが一定になっているか?角はきちんと90度になっているか、細かい部分をしっかり確認していただけると、複数の会社電源場レベルの比較をする目を養うことができます。

 

二世帯住宅の場合は、普通の戸建てに比べてさらに建物が大きくなりますので、可能であれば構造見学会を見に行ったり、施工中の現場を見学に行って雰囲気をつかんでください。

 

さらに、大手ハウスメーカと工務店の比較ですが、個人的には予算に制限があるのであれば同じ品質で、工務店の方がおおよそ20~30%価格が安いことが多いので、地元工務店をお勧めします。

 

ただし、どうしても大手ハウスメーカが良いという場合は、そのブランド力に見合った仕様になっているか厳しくチェックするべきです。だれしも、何百万円をみすみす損するのはイヤだと思います。大手ハウスメーカの中には本当に高品質な住宅を建てている会社もありますが、残念ですが会社の収益が一番という会社も存在しています。

 

もし、直接ご相談いただければ、もっと詳しく大手ハウスメーカの比較ポイントをお知らせします。どうしてかといえば、私自身が大手ハウスメーカに就職して、お仕事をさせていただき、多くを学んできたからです。それもあって、良いところも悪いところもよく解っていますが。

 

読む方によっては悪口ともとられかねない批判をこのようなネットの記事で書くのも抵抗があります。ですので、良いところも悪いところもよく解っているので、しっかりお話しをさせていただきます。

 

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