家の話

三重県で子育て!素敵な間取りづくりのポイント

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家の構造とカビ・ダニの発生

日本の住宅といえば、木造・畳の空間というのが一昔前まで一般的でした。日本の気候だけに着目して判断すれば、木造・畳の空間のほうが湿気をこもらせにくく、外部との空気循環をさせやすい住まいといえますが、現在では省エネや冷暖房効率などを重視し、機密度を高くするためにアルミサッシや断熱材を使用した住宅が増えています。

 

現在の住宅で子育てをするためには、室内外の空気を強制的に入れ替えることを意識して家をつくる必要があります。空気の汚れの種類は、化学物質・カビ・ダニなどさまざま。どれも粒子が小さく目に見えないのに、人体にとって有害というから厄介ですよね。室内の化学物質濃度を低くするためには、建設材料に気を配るとともに、住宅が完成してから入居するまでの期間を長くとって換気時間を増やすことが必須です。もっといえば、室内に設置する建具や家具にも気を配りたいところ。例えばホルムアルデヒドの放散量が最も少ないことを示す「F☆☆☆☆(フォースター)」を獲得した建具や家具を選ぶといった対策をとることも可能です。

 

そのほか、湿度を下げることもポイント。なぜなら、カビは湿度60%以上のところに生えやすく、ダニは温度25~30℃・湿度60~85%のところに増えやすいとされているからです。つまり湿度を下げる(湿気を外へ逃がす)だけで、カビが発生しにくくダニの少ない環境をつくることができるのです。

 

三重県は、平野部・盆地部・山間部と複雑な地形をしているので、全国的に見ても多様な地域気候特性をもつ地域といえます。夏の盆地部では気温が40℃近くになることも……。湿気対策として窓を開けるだけでなく、熱中症を予防するためにも適度にエアコンの冷房や除湿機能を用いた対応が必要でしょう。

理想の換気経路を確保せよ

子育て中において、赤ちゃんと生活を送る期間は特に室内の温度・湿度への注意が必要です。部屋に湿温度計を設置し、温度17~28℃・湿度40~70%の空間を維持できるようにするのがベスト。計測するときは、赤ちゃんが過ごす床に近い位置で行ってください。

 

間取りを検討する際、部屋全体に空気の流れができるように窓を配置しましょう。窓を2か所以上つくり、空気の入口と出口を設けるのです。入口から出口は少し距離があるとよいでしょう。もし、部屋に窓や扉が少なく入口と出口の確保が難しい場合には、台所や浴室・トイレに設置された換気扇や、室内に設置された24時間換気システムを活用して機械換気を行います。窓や換気口を塞ぐことがないように、家具の配置にも気をつけましょうね。

玄関周りは使い勝手の良さを重視

子育て中のお出かけ準備は、持ち物が多かったりスペースが必要だったり……何かと大変。動線が短いながらも、広々と使える玄関スペースがあると便利ですよね。外履きのまま直接出入りできる「シューズインクローク」と呼ばれるスペースを確保すれば、ベビーカーや三輪車だけでなく、季節のアウトドア用品も収納できます。シューズインクロークという名前からもちろんのこと、靴だけでなくコート等もかけておけるので、花粉症の酷い家族がいる場合には特におすすめ。シューズインクロークスペースを広く確保できるなら、小さくてもいいので手洗い場を準備しておくとよいでしょう。子どもに帰宅後の手洗いを習慣づけられるうえ、靴を洗う程度ならここで済ませることがでるため便利です。

 

さらに、玄関のカギにも注目してみましょう。ここ数年人気のあるスマートキー(ICカードキー)を玄関に設置すれば、子どもを抱えて両手がふさがっていても、雨の日で傘を持っていても、スムーズに家に入ることができます。鞄から鍵を取り出し、鍵穴に差し込んで……という一連の作業がないだけで、お出かけがグンと楽になりますよ。

廊下・階段は見逃すには惜しいスペース

廊下や階段は、家全体の収納力をアップさせる絶好のスペースです。廊下には壁面に収納をつけ、階段には階段下部に収納をつけることができます。子育て世代の間取り検討において、この収納箇所を見逃すのはもったいない!ぜひ収納箇所を設けてくださいね。

 

階段が長くなる場合は、万が一落ちたときのことを考えて、途中に踊り場をつくるなどして一度の転倒で落ちる段数をなるべく減らす工夫が必要です。これは子どものためでなく、自分たちの老後のためにも大切なこと。踊り場を広めに設けて、ワークスペースを兼ねるという選択肢もいいでしょう。子どもの勉強スペースとしても活用できるので、「勉強机を買うのはなぁ」とお悩みの方は、踊り場を活用できることを覚えておいてくださいね。ワークスペースに電子ピアノなどを置けば、音が響き渡る素敵な空間に早変わりしますよ。

 

間取り図を思い浮かべたとき、階段が家の隅に追いやられがちです。しかし、階段を一気に主役級に押し上げるリビング階段という考え方があります。階段の手すりをスリットの入ったものにし、極力軽い印象を与える演出をするのです。圧迫感が少なく、1・2階のつながりを感じられる温かな空間になります。

 

家族間コミュニケーションが取りやすくなると、人気を博した間取りデザインの1つです。上階へ行く際に必ずリビングを経由しなくてはならいレイアウトであるため、親を避けがちな思春期のお子さまにも対応できます。しかし、上階と吹き抜けになる空間ができることで、リビングの冷暖房効率が下がるというデメリットも……。ロールカーテン等を設置するなどで冷暖房効率を高める対策はできますが、覚えておくといいでしょう。

間取り検討はリビングを起点にして

その家の良さを最も大きく左右するといっても過言ではないリビング。基本的にリビングは、キッチン・ダイニングと連続した空間として間取りを検討をする必要があります。なるべく死角となる空間をつくらず、見渡せるようにしましょう。長方形などの形状にしておけば、家具も選びやすく使い勝手が良くなります。もちろん子育てにおける死角のなさは、子どもの安全につながります。リビングのどこに居ても、子どもの動きが見えるほうが何をするにも安心ですよね。

 

さらに、リビングと和室を隣接させれば、異なるテイストの部屋があること・和室の扉は全開できることから、リビングをより広い空間として見せることができます。あえて和室には扉を設置せず、ロールスクリーンを扉替わりにするとさらに軽やかな印象に。三重県の特産品には、萬古焼や鈴鹿墨・伊賀焼・伊賀組みひも・伊勢型紙などといった、和の空間に合わせたいものがたくさん。ぜひ、上手に和空間へ取り入れてくださいね。

 

また、間取りを決める際は、リビングを起点に炊事・洗濯などを行う家事動線と、トイレや浴室へと向かう際の生活動線を検討するのがおすすめです。家事動線と生活動線が混合していると、朝のバタバタする時間に家庭内で混雑が起きたり、急な来客時に散らかっている家事場を見せなくては(通らなくては)ならなかったりと、厄介ごとがたくさん。どちらも「そんな小さいことなら無視しても良いのでは?」と思われがちですが、意外とストレス要因となる部分です。特に家事場を担う方にとっては、重きをおきたいところのはず。軽視せずに、家事動線と生活動線を分けることをしっかり検討しましょう。

 

リビングには、より良いエアコンを設置したくなりがちですが、間取り検討時に同時に考えておきたいのがリビングへの床暖房設置です。床暖房はエアコンと異なり、長時間つけていても空気を乾燥させることがないため、喉や肌に優しい設備であるといえます。子育て環境には有難い設備ですね。床板に無垢材を選ぶことで、自然の温かみを取り入れる手段もありますが、無垢材はきちんと手入れをしないと傷みやすいので、お子さんが小さな間はあまりおすすめできません。

できる限り物を外に出さないキッチン

流行もありますが、便利であると人気を博しているのが島型の対面キッチンです。壁に向かって料理をするのではなく、子どもの様子を見ながら、家族とコミュニケーションをはかり、家族の方をむいて調理できるのが大きな魅力です。また島型キッチンと食卓スペースの間にカウンターを設けると、お皿のあげさげ・配膳がさらに楽になります。

 

対面キッチンは、キッチン以外の空間とつながることができる一方で、周りから見えてほしくないところまで見えてしまう・常に綺麗にしておかないと目立つというデメリットがあります。そのため、収納は多めに確保しておいて損のない場所です。食品庫を設置するだけでなく、子育て環境の安全確保からも調理器具をすべて収納できるように検討しておきたいところ。調理器具を出しっぱなしにせず、定位置をつくって収納すればキッチンの清潔を保てるため一石二鳥です。「食品庫の設置は主婦の贅沢!」と思われがちですが、冷蔵庫への詰め込みすぎを防げば節電できますし、買い置きの把握がしやすくなり食費の削減にもつながります。

 

コンロの種類をガスかIHで迷う方がいらっしゃると思いますが、どちらも使い勝手の良さや好みで選んで問題ありません。安全面に関しても、メーカーごとにきちんと対策がとられています。しかし掃除やお手入れの面から考えれば、圧倒的にフルフラットのIHがおすすめ。

 

子どもがある程度成長したら、少しずつお手伝いを頼んでみましょう。「これ持っててくれるかな?」とコップを預けてみたり、「お箸を並べておいてほしいなぁ」と簡単なことから頼んでみたり、少しずつステップアップ。収納を上手に活用し、子どもが自ら積極的に手伝ってくれるよう工夫するのです。食や調理に興味をもつことは、子どもが成長する大きな一歩となります。

洗面所の危険物は鍵をかけて収納

洗面台下の収納スペースに、家庭用の洗剤を収納している方も多いのではないでしょうか。洗剤や口に入る大きさのものは、子どもが小さいうちは手の届かない場所に収納しておくことが絶対です。しかし、「高いところに収納するスペースがない」「収納場所が高いと、使いにくくて」という方は、保管している扉に鍵を取り付けましょう。100円ショップで売られている南京錠などを用いれば、工事の必要がなく楽々です。ドライヤーや剃刀など日常的に使うものも、子どもの手の届かないところに片付けておきましょう。

 

また、洗濯機のそばに足掛かり(土台や踏み台)となりそうなグッズを置かないことも大切です。子どもにとっては、ぐるぐる回る水や泡は好奇心をそそられるもの。「洗濯機に近づいて覗き込んでるなぁと思ったら、いつの間にか蓋を開けていた」「洗濯機の中に入り込んでいた」といった事態を防ぐためにも、できることなら洗濯機も収納できる間取りにしておきたいところです。

 

キッチンと洗面所までの動線を短くすることで、家事にかかる時間を短縮することができます。そして、洗面所からベランダまでが近ければ、重たい洗濯物をもって家中を歩く必要もなくなります。陽当たりや風通しとも要相談ですが、頭にいれておくと良いでしょう。

 

子育て期間中は、洗濯物の量が増えがち。広くて使い勝手の良いランドリースペースを設けるのも大切ですが、雨の日でもストレスフリーに洗濯をできることも重要。いざというときに洗濯竿を設置できる干し場を確保するだけでなく、予算に合わせて乾燥機能を検討してみましょう。花粉の飛ぶ季節にも大活躍してくれますよ。

危険を防ぐ快適な浴室周りの間取り

浴室と洗面所は、脱衣所も兼ねて隣接させる間取りを検討している方がほとんどだと思います。プラスワン間取りとしては、浴室と洗面室の間に先ほどご紹介したランドリスペースを設けると良いでしょう。ランドリースペースにベンチを設置すれば、お風呂あがりに一休みできるスペース バスコートとしても活躍してくれます。

 

バスコートを中庭を望めるように設けておけば、気持ち良さも倍増ですね!「複数人の子どもを同時に入浴させて面倒をみていると、脱衣所を兼ねた洗面室が大混雑」なんて経験をしたことがある人もいるのでは?バスコートがあれば、こんな悩みを抱く必要はなくなります。

 

子育て環境の浴室で最も恐ろしいのが、知らぬうちに浴室へ入り込み溺死していたという事態です。浴室のドアの外側・高い位置に鍵をつけるなど、子ども1人で入ることができないような工夫をしておくことが必要です。浴槽の蓋はそう重たくないので、子どもでも危機感をもたずに簡単に開けてしまいます。入浴後の浴槽の水は抜き、日中の事故を予防しましょう。

 

また、浴室に設ける窓は1つにしがちですが、2方面に窓を設けておくと換気スピードが速くカビの発生も防ぐことができるので、子育て環境だけでなく快適な浴室環境作りたい方におすすめ。「冬は寒いのでは?」という心配がある場合は、二重窓にするという対策もできます。リビングと浴室を近くしておけば、リビングの冷暖房を感じやすくなり、寒くて長い廊下を歩くたびに湯冷めなんてことも防ぐことが可能です。

トイレは掃除のしやすさを重視

トイレのドアは外開きで、外からも鍵を開けられる仕様を取り入れましょう。狭いトイレ内で何かあったとき、内開きのドアだと人と便器でドアがつっかえて、うまく開けることのできない恐れがあります。座ったり立ったりするときの補助として、トイレの壁に手すりをつけることは高齢者向けと思われがちですが、成長途中の子どもにも有効。

 

トイレ下に段をつけてトイレトレーニングに勤しんでいる時期、たった1段でも手すりがあることで転倒を防ぐことができます。さらに、大人の手を借りずにトイレへ行くことができるスピードが速まると考えられています。

 

家族で便器の蓋を閉める習慣をつけるのも、便器の中にはまり込んでしまうのを防ぐ鉄則です。ちなみに便器の蓋を閉めておくだけで、菌がトイレ全体に広がるのを防ぐことにもつながりますよ。広さに余裕があるならば、トイレブラシを片付ける専用の棚を設置しましょう。快適な空間づくりのために設置しがちな芳香剤ですが、化学物質が発生しやすいので、子どもが赤ちゃんのうちは置かないのも1つの方法です。

 

「広さに余裕はないかなぁ」と思った方、タンクレスの便器の検討は済んでいますか?タンクレス便座を採用することで、専用棚の設置や収納スペースを確保できるかも。掃除することを考えれば、トイレの床はクッションフロアがおすすめです。フローリングに比べて汚れが目立ちにくいですし、タイルと比べて目地がないため、サッと拭き掃除をするだけで綺麗に汚れが落ちます。壁紙には、防臭効果のあるものを選んで一層快適な空間に。

子ども部屋と寝室はリビングから離して

やってしまいがちなのが、パーテーションで子ども部屋を区切れるようにすること。これは将来的な家族の人数が確定しないときに有効と思われがちですが、最大人数が確定しないからこそ、部屋を分割する数は決定しにくいものです。それならいっそのこと、子ども部屋は2つ・寝室は1つというように準備し、子どもが1人なら片方は物置や書斎にする、子どもが3人になったら寝室を譲るというようにしたほうがよっぽど有効です。

 

子どもができるタイミングは予測できませんし、3人の子どもが同時期にそれぞれの部屋を必要とするかも分かりません。不要な部屋は設けない、これがより良い家・間取り作りの鉄則です。また、子ども部屋と寝室をリビングから離して計画するのも鉄則。子ども部屋で勉強していたり、寝室で寝ようとしていたりするときに、リビングからTVの音や話し声が聞こえてきたら嫌ですよね。

 

子ども部屋に関しては、次の2点にも要注意。それはロフトをつけることと南側の陽当たりの良い位置に設置すること。「子ども部屋のロフトは、寝る場所や物置として使えばいい。子どもにとっては隠れ家代わりになって喜ぶだろうなぁ」なんてことは、子どもが小さいうちにしか通用しない幻想です。ロフトは冷暖房効率が悪いので、寝る場所としては適していません。南側の部屋は、陽当たりが良すぎて日中家で過ごす子どもにとっては暑くて不快な場所になるかも。それならいっそのこと、衣装部屋や夫婦の寝室など、日中常に居ることのない部屋を南側に設置した方が良いのです。

 

また、子ども部屋や寝室の照明には、調光機能があるものを取り付けると便利です。子どもが小さいうちは、寝かしつけるための一工夫として、大きくなったら眠る前の読書タイムや間接照明代わりとして、ゆったりタイムをより豊かなものにしてくれます。

ベランダ=洗濯空間ではもったいない

「子育てにベランダは関係ないのでは?」とお思いの方、その考え方は非常にもったいないですよ!子どもが小さいうちは、運動をさせるために毎日のように外へ連れていく必要がありますよね。しかし、毎日連れて行くのは、保護者にとって大変なこと。そんなときに役に立つのがベランダの存在です。

 

ある程度広いスペースを確保できるなら、夏場はベランダでプール、春や秋にはレジャーシートを敷いてベランダでランチを楽しんでもいいですね。いつもと同じランチメニューでも、食べる場所や食事の方法が異なるだけで、子ども達は不思議なくらいパクパク食べてくれるようになります。おにぎりやサンドウィッチはラップで包み、おかずは捨てることのできる空き容器へ。飲み物はカフェのカップを洗って保管しておいたものをリユースするといったように、特別感を演出してあげると尚良いでしょう。

 

小スペースで構いませんので、家庭菜園や植木鉢を並べる植物スペースを確保するのもおすすめ。多年草や野菜の苗を植えれば、季節の楽しみが増えそうですね!お子さんの成長に合わせて、水やりをお願いしてみましょう。ジョウロは重たくて持つことができない場合は、大きなバケツをベランダに置いて雨水を貯め、そこから小さなコップに水を汲んで、水やりをさせてあげるといいでしょう。これなら子ども1人でも軽々持つことができますし、こぼさないかハラハラしながら水の入ったコップをベランダまで運んでくる必要もありません。ベランダの間取りを検討する際に、外水栓を取り付けるのも1つの案です。水栓パン(水受け)を設置すると掃除の手間が増えますが、蛇口だけ取り付けるパターンなら手間が少なくて済みます。

 

先ほど登場した大きなバケツは、子育てをする家庭にとっては注意すべきグッズでもあります。子どもがベランダの柵を乗り越える足掛かり(土台や踏み台)になりうるからです。子どもが動かすことができないように固定し、極力手すりから遠避けて事故防止に努める必要があります。足掛かりとなるグッズとして、テーブル・イス・室外機・大きな鉢等にも注意しましょう。

庭を諦めるなら屋上に注目!

「敷地いっぱいに家を広げたいから、庭の確保は諦めた」「敷地が大きな道路に面しているから、庭のプライバシー確保ができない」という方。ちょっと待って!庭を諦める前に屋上階を作る間取り検討をしてはいかがでしょう?地面と異なるので、重量のある根付く大きな木を植えることは難しいですが、広いスペース確保にはもってこいの場所で、庭の替わりをしっかりと果たしてくれますよ。

 

誰にも邪魔されず日差しを確保できる洗濯スペースや植栽スペース、休日にはホームパーティーを開催するスペースとしても活躍。太陽光パネルを設置して、お住まいの電気代削減に力をいれるのもいいですね。先ほどベランダの項目でお話ししたように、夏場は子どもがプールを楽しめる場所になります。ベランダじゃ無理なテントを張ってのキャンプ体験も可能です。屋上の使い方は無限大。遠出しなくとも、子どもとワクワクした時間を過ごせます。

吹き抜けと天井高操作

玄関やリビングを上階とつなぎ、吹き抜けにしたいという方もいらっしゃると思います。空間が広く見えたり、家族の存在をより身近に感じられたり、吹き抜けがあるだけでおしゃれ感がグッと向上したりするなどのメリットが盛りだくさん。しかし、デメリットもあることをしっかりと覚えておきましょう。

 

階段の項目で少し触れたように、空間が広がるが故に冷暖房の効率は下がってしまいます。また高い位置に窓を設置すると、「窓掃除はどうやってしよう?」と困ってしまうことも。上部に取り付けたお洒落な窓が、いつも汚れているのも嫌ですし難しい問題ですよね。かといって窓1つのために、頻繁に専門業者に掃除を頼むのは金銭的にもメンタル的にも大変……。

 

いっそのこと吹き抜けや高窓の採用は諦めて、床から天井までの高さを長くとるというのも空間を広く見せておしゃれ感をだす小技の1つです。天井高の変更は、新築だけでなくリフォームでも可能な場合があります。これなら冷暖房効率も窓掃除の心配もいりません、ただ吹き抜けを諦めるだけでなく合わせてこちらも検討してくださいね。

照明スイッチ・コンセントの位置

リビングやダイニングなど、照明のつけ消しが頻繁に行われることが予想できる間取りに対しては、あえてスイッチを1箇所にまとめてしまいましょう。「いちいち消しに行くのが面倒くさくならない?」と思われがちですが、外出時等、消し忘れ防止にはこれが1番良いのです。帰宅時に、家の照明をサッとつけることができるので、次の作業に移行しやすいというメリットも。寝室の場合は、ベッドに寝転んだまま照明スイッチを操作できると尚良いですね。リモコン付きの照明を選ぶことも可能ですが、意外とリモコンの置き場に困るもの。間取り検討時、ベッドの頭部分に照明のスイッチを操作できる仕組みを工務店に一緒に提案してはいかがでしょう。

 

また、どの部屋にも共通していることとして、子どもに触れさせたくないコンセントは、照明スイッチと同じくらいの高さに設置すると良いといえます。照明スイッチの高さは、床面からおおよそ1200mm程度の位置にあります。これなら子どもが小学生になるくらいまで、安全確保が可能です。どうしても足元にコンセントがほしい場合には、床への埋め込み型にするのも1つの手段です。しかし、床に埋め込む場合、常に使う場所でないことが絶対条件。常に使う場所が埋め込み式のコンセントだと、子どもだけでなく大人も足を引っかけて転倒しかねません。LAN配線はTV台の裏に確保することで、配線が目のつくところに出てこず、すっきりした部屋を演出することができますよ。

子育て間取りだけでなくその後も考えて

三重県は、総人口1,81万人のうち65歳以上が51万人・高齢化率28.5%という、全国平均の高齢化率27.3%を1%上回る県です。(平成29年7月26日現在 三重県HP掲載情報)そのため子育て環境だけでなく、自分たちが歳を重ねたときのことや両親と同居することになったときのことも考えて、間取りを決めていくとより良い家づくりができると想像できます。

 

例えば、浴室やトイレや階段に手すりを付けるか考えるとき、子育て中は頭をぶつける心配に目がいきそうですが、そんな時期はほんの一瞬。長期的に見れば、手すりがあるに越したことはありません。誰しも老いていくものですから、目先のことだけでなく老後のことも考えて家づくりをしたいですね。

県や市町村から出る補助金をうまく活用

理想の間取りを考え出すときりがなく、かかる費用も膨大なものになりがち。長期ローンを組む選択肢もありますが、子育てしていくことを考えると、できればマイホームにかける自費出費は抑えたいですよね。「けれど絶対妥協もしたくない……」という難しい葛藤もあります。そんなとき県や市町村が出している補助金や助成金の情報を、しっかり確認してうまく活用しましょう。「普段あまり県や市町村のHPを見ることはない」という方は多いと思いますが、住宅建築に関する情報を出している箇所は少なくありません。

 

三重県でも、指定された木材を利用することで補助を受けられたり、指定町内の工務店を利用することで補助金を受けられるシステムが準備されています。期間限定のものや申請に時間を必要とするものがあるので、家づくりを考え出したら早い段階で調べ、ハウスメーカーや設計事務所に伝えておくのがベストです。(各業者もしっかり調べてくれるはずですから、安心してくださいね)

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