お金の話

三重で注文住宅を建てるときに考えたいメリット、デメリット

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わが家を建てたい!

 

家を建てたい!と思い立って、色々調べていくと本当にいろんな情報が沢山あるのに気がつきます。そして、私も実際にいろいろなケースを見てきましたが、面倒くさいからときちんと調べずに家づくりに突入すると、最終的に後悔する事が多くなるのではないでしょうか。

 

特に住宅の場合は、好みのデザインだけとか、気に入った営業マンだけで契約まで突き進むと、あのときもっと考えていればと悔やむことになる方が多い様です。

 

まるで生涯の伴侶を出会って数日で決めるように、住宅会社をたった2~3社しか見ないで契約までしてしまうのは危険なことなのです。もちろん、運のいい方はそれでも大成功する方もいらっしゃると思いますが、こんなはずではという後悔する方も実際に多くいらっしゃったりします。

 

わたしはは35年もの長い間ローンを支払って、多くの方は一生おつきあいする住宅というのは本当にじっくり選ぶ必要があると思っています。

 

今回は、建売住宅との対比で注文住宅のメリット・デメリットをしっかり考えてみたいと思います。

 

当たり前だと思いますが、自分の城として家を建てようとする方の多くは、やっぱり自分の家は、自分の思った通りのものにしたいと思うものですよね。そして、それができるのは、注文住宅という家づくりになるのです。家族の意見を存分に取り入れ、自由に作ることができ、満足度を高めることができます。それは、いい事ばかりのように感じるかもしれませんが、デメリットもあるのです。

 

さらなる満足できる家づくりのため、少し時間を私にください。

■オーダーメイドで作る注文住宅


注文住宅のメリットをお知らせする前に、いったいどんな特徴を持っているのかをお伝えさせてください。注文住宅の特徴は、自分のこだわりを実現することができるというところにあるでしょう。ここが分譲住宅・建売住宅との最大の違いです。つまり、オーダーメイドで作る家であるという事です。

 

これが、メリットとしても現れますし、デメリットにもつながっていくことになります。

ただし、オーダーメイドで作ることができるということは、何でもできるというわけではありません。建築基準法といった問題もありますし、三重県景観づくり条例などの県内ならではの法律、規則なども存在しています。また、当社を含むいくつかの会社では、耐震強度を一定以上に保つために、壁の位置、窓の大きさや、部屋などの広さにもある一定のルールを決めているところもあります。とはいうものの、自由度はかなり広いことは大きなメリットでしょう。

 

法律の範囲内という条件はありますが、外観を好きなように変えることもできます。和風の家が良ければ和風にできますし、洋風にしたければこれも可能です。キッチンやリビングを広くとり、明るくすることもできます。自分の理想を生かすことができることで、満足度も高められるような家づくりが可能になるのです。

 

ここで、一つアドバイスをさせてください。家づくりをはじめたら、沢山の家を見る機会が増えます。気になっていろいろな住宅会社や展示場を見に行く機会も増えるでしょう。この場合は、1冊のノートか、エバーノートなどのソフトを使って、写真やメモを家族でとっていくようにしてください。どこかで参考になる間取りが、収納の工夫が、オシャレなインテリアや設計が、皆さんのお家にきっと活かされることになるでしょう。

■自由度の高さと予算


注文住宅の自由度が高いということは、自分たちの予算の中で家づくりの中身の調整が可能になるということです。多くの方が住宅ローンを借りますが、住宅ローンで借りられる額から考えても、毎月返して行くことを考えても、予算には当然ですが限りがあります。

 

そのため、必要なところに予算をつぎ込み、優先順位の低い希望には涙をのみながら、家の仕様を調整していくことになります。建築資材を選択することができるということは、こだわりも出すことができるようになるのです。設計の段階から打ち合わせをしていくことで、家族全員が納得いくように調整ができるというわけです。

つまり、予算に合わせて住宅会社が提案してきたことを変更して、最終的には予算内に収めることができるのです。住宅会社からすると、高額な住宅になればなるほど、利益額が増えるので皆さんの要望を全部取り入れた形の提案にしてきたとしても、ご自分の予算に合わせて一部の仕様を変更して、要望を少し減らすことができます。無駄な費用を抑え、効果的に予算配分ができるというわけです。これで、私が住宅・家づくりに関しては少し勉強をしてくださいと言った意味もご理解いただけると思います。

 

自由度が高いということは、場合によっては住宅会社の言いなりになる可能性もあるという事ですが、決して言いなりになることなく、ご意見はしっかり伝えて、予算の範囲内で最高にご家族の意見を反映させた家づくりをして欲しいと願っています。

 

自由度が高いというのは、分譲住宅・建売住宅では味わえないメリットです。

 

デメリットとしては、決めることが沢山あるという事があります。注文住宅の場合は、更地の状態からプランニングする場合も少なくなく、間取り、部屋の大きさ、照明、窓のサイズと種類、ドアの色やデザイン、クロスや内壁の色、外壁の色や素材、屋根の色や素材、フロアの色と素材、キッチン、お風呂、洗面所、トイレなどいちいち全部決めないといけません。

 

これが面倒だと感じるのか、それとも楽しいと思うのかはお客様(ご施主様)の気持ち一つにかかっています。ちなみに、作り手の私の意見は、これほど楽しいものはないと思っています。沢山ある材料から自分の好きな家をつくり出すのは、家づくりの最大の醍醐味の一つです。

 

注文住宅の場合は、前述の様にさまざまな仕様変更をする事が可能ですがその分コストが上がりやすいというデメリットがあります。また、様々な仕様変更を繰り返していけば行くほど価格が上がりやすいという事があるかもしれません。

 

分譲住宅・建売住宅では自分で決められるのは精々壁紙の色くらいです。価格もはじめから提示されていますので、予算に関しては値引き交渉ぐらいしか自由度はありません。ただし、価格に関しては、分譲・建売住宅の方がお値打ちの場合があります。それは、売れ残りの値引き販売が横行していることと、注文住宅に比べて若干仕様が劣る(つまり安い)場合があるからです。


■自宅を建てる過程を観察できる


注文住宅は、1から作る過程を見ることができます。これが大きなメリットになるのは、住宅というものは完成してしまうと、見えない部分がたくさん出てくるからです。

 

住宅には、評価機関が検査をするシステムがあります。検査・検査機関によっては、家づくりの間に4回しか見に来ない評価・検査機関もあれば、10回、20回と見に来て細かく検査してくれる会社もあります。ただ、回数が多ければ多いほど良いか?といえば、その分、検査費用が若干高額になりますので、いろんな住宅会社にこの検査の回数は聞いてみてください。

 

この検査は、あくまでも教育された自分と住宅会社以外の第三者が評価したものです。自分で見ていないということで不安になる方もいらっしゃると思いますが、多くはきちんと訓練されたプロの検査員が検査をして、保障もつけてくれます。ただし、せっかくの注文住宅ですので、是非とも現場で作業している大工さんなどの職人さんと仲良くなって、ご自分の目で確かめてみてください。以前は耐震偽装などの問題が多く取り上げられましたので、現在は、より偽装が起きにくくなるように工夫されています。

建築ということでは、いろいろと難しい部分もあります。知識としてもなければ解らないこともあるでしょう。ですが、パッと見ただけでも、万が一部材に割れや傷があったとしたら。それが、壁の中に入って見えないとしたら、現場の職人さんに質問することもできるはずです。色が注文の時と違うなどの問題が起きる場合も、住宅会社の管理がずさんだと起きる場合があります。

 

本来は、基礎をコンクリートで打設(だせつ)した後は、一定の養生期間(コンクリートは水で練っているので水分量が一定量以下になるように時間が必要)が必要なのですが、その説明も特には無く、工期が遅れている場合などは、あっという間に型枠を解体し、構造材を建て始めたとしたら、それは問題があります。しかも、コンクリートが固まりにくい、冬にそんな工事をしていたら、コンクリートは強度が出ているのかと考えるのは、少し勉強すれば、そこまで難しい知識ではありません。

 

注文住宅の場合は、とにかくいちいち細かいチェックを自分の目でもできるのです。当社を含む多くの工務店の場合は、現場写真と報告をある程度する様にはしています。

もし、充分に勉強する時間が取れずに、工事内容がわからなくても、頻繁に現場に見に行って、チェックしていることによって、施工側も手が抜けないと緊張感を高めます。信頼関係で成り立つとしてもこうした緊張感を作り出せるということは、長く住むための家を建てるためには、大きなメリットにつながるものです。

 

建売・分譲住宅の場合は、施工途中が自分の目で見ることはできません。最近は多くの分譲会社が、10回以上の中間検査の様子を写真で残している会社が多くなっています。ですが、70~90日あまりで10回ということは、週に1回しか検査員が入っていないことになりますので、若干心配は残ります。

■土地を分離して考えることができるメリット・デメリット

 

 注文住宅の場合、土地と建物を分離して考えることができます。自由に使える土地があれば、その土地にあった家を建てることができるでしょう。土地がない場合には、自分で理想とする土地を探し出すことができます。土地と建物がセットの建売・分譲住宅にはないメリットといえるでしょう。

希望をかなえることができる土地探しができるのは、庭を造りたいと思ったり、家庭菜園をしたいと思ったりすることを実現できます。

 

また、予算に合わせて希望よりも土地のサイズを変える、また場所も変えることができます。買い物に便利、学校や塾といった教育機関への通学なども充分に考慮した上で建築を決めることもできます。

 

土地に対する建物の位置や窓の位置などを工夫することで、採光を確保して(つまり明るい室内にできる)、プライバーシーを守る(つまり外から覗きにくい)家の設計を行う事が可能になります。

 

ただし、デメリットとしては自由度が高いので、土地選びがさっと決まらない、長引きがちという問題があります。また、建築条件付きの土地も多く、その場合は自由設計の注文住宅は建てられますが、建築会社は自ずと決まってしまいます。この場合は、いくらか費用を支払って建築条件を外してもらう事が可能な場合があります。

 

建売・分譲住宅の場合は、建っているその場所から建物を移すこともできませんので、土地に関する自由度は少し下がると思います。ただ、家が安く欲しい場合は、この選択肢か、あるいは中古住宅をリフォームする方法も考えられます。


■自由だからこそのデメリット

 

注文住宅では、高い自由度が特徴ですが、これが大きなデメリットにもつながります。それは、住宅会社に自分たちの要望を伝えていく作業、つまり打ち合わせにとにかく時間がかかるという点です。

 

まずは、お客様(ご施主様の)要望を聞き出して、住宅会社からの提案のために図面を起こし、それを基に打ち合わせを何度か繰り返していく必要があります。まずは、間取りと大まかな仕様を決定します。そして、間取りと高さ関係の図面が決定すると、それを元に建築確認申請といって役所の人用の図面にしないといけません。その上で着工になるのですが、それまでの間に、室内ドア、壁紙、床、照明、キッチン、お風呂、トイレ、洗面、外壁、屋根などの仕様決定に多くの時間を割くことになるでしょう。

 

プロが適切なアドバイスをしまうが、自由であるがゆえに、整合性が取れないことも出てくるかもしれません。何でも実現することができるわけではありませんが、自由だからこそ何でも詰め込みたくなるものなのです。

自由なため、打ち合わせが完全に現場に反映されていないなどの問題が発生することもたまにあります。特に途中で仕様を変更した場合に起こり易くなりますので、トラブルがないようにお互いに手書きでも良いので文書で残しておくことをお勧めします。

 

問題が起きた場合は、時間をさらに長く引っ張ることになり、引き渡しまでの時間が長くなります。

 

建売・分譲住宅では、既に建っている場合や確認申請が終了して、後は建てるだけの場合も多く、購入決定後、翌週には入居できる場合も少なくありません。引越予定なども購入時にはっきりしますが、注文住宅では、一応納期は取り決めるものの、最大3週間前後は天候などで相前後する場合が考えられます。そのため、予定を組みにくいという問題があり、いつ転居したらいいのかが、どんどん変わる場合があります。是非、住宅会社と密なコミュニケーションをとることをお勧めいたします。

 

いかがだったでしょうか?

 

ご存知のことも多かったと思いますが、意外な点もなかったでしょうか。ともかく、私からの意見も参考に皆さんの家づくりが軌道に乗ることを祈っております。

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